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遊びと体

こんにちは

SOLARのフジセです。


今回は

遊びと体の関係から。


子供って

なぜか歩きながらぐちゃぐちゃに腕を振り回したり

体をくねくねしたり

でたらめに動くことが多いですよね。



実はその動き


本能的に疲れた部分や

筋肉が硬くなり始めたところを動かして

子供なりに筋肉の弾力の回復をはかっているという説もあるのです。



昔はよく遊具で遊んだり

ちょっと高いところから跳んでみたり

ジャングルジムや

うんてい

滑り台

ブランコ

平均台

鉄棒

はたまた木登りまで

たくさん腕や足を使って遊ぶものがありました。


いつの間にか

危険性を重視して

遊具は低いものに

ジャングルジムは取り壊し

ブランコは使用禁止

という公園も珍しくありません。


小学校の頃に廊下や教室を四つん這いで走って雑巾がけしたのも

今ではモップになっている学校もあるそうです。



体を使う

という観点からお話しすると

赤ちゃんのハイハイから始まり

9歳くらいまでの間にたくさん遊んでいろんな動きをすることで

人間は「股関節と体幹の効率的な使い方」を身に付けていきます。


小学校低学年の子供は

歩く・走る・しゃがむ動作の時に

足が斜め前に向かって出ます。

これは子供の関節の構造上そうなるのですが

成長とともに

だんだんと膝をまっすぐ出せるように解剖学的にも筋力的にもなっていかなければなりません。

(これができるようにならなければ腰痛や膝痛の原因になります。)



それらを身に付けるうえで重要なのが

腕や足=肩や股関節

を存分に使った遊びや動きです。


「体幹を安定させた状態で、手足を自由に使って動く」ことが

人間の動きの本質と言えます。


その動きの習得には

木登りやジャングルジムを上る動き

ブランコをこぐ動き

廊下の雑巾がけで走る動き

などはとてもいい練習でした。


もちろん

落下の危険性や古くなった遊具が壊れてけがをする可能性は

無視できませんが

このような遊びが

体の動かし方を学ぶ一つの機会になっていたのだということは

少し知っておいていただいてもいいのではないかと思います。


もしも

腰痛や膝痛に悩まされている人は

股関節の動きが正しいかを疑ってみましょう。


膝が内側に入りすぎている

股関節ではなく腰を曲げている

股関節と膝の使い方のバランスが悪い

などが体に起こっていることが多いです。


そんな人は

実はハイハイからトレーニングしたりします。

これが意外と難しい。




もしも子供が道でぐにゃぐにゃ歩いていたら

あぁ、疲れた体をほぐしているんだなぁ


元気に遊具で遊んでいたら

よしよし股関節と肩が鍛えられているなぁ

将来スポーツ選手になれるかも。

と思って見守ってみてください。


もちろんケガだけには気を付けて。






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