こんにちは。
SOLARのフジセです。
セラピストにとって
腰痛と腱鞘炎が最大の悩みかもしれません。
ちなみに私は
軽い腰痛にはなりましたが
腱鞘炎になったことはありません。
それは駆け出しの頃に
しっかり体重移動を叩き込んでいただいたおかげだと感謝しています。
ということで
体重移動のコツをお伝えできればと思います。
もみほぐしであれ
オイルを使ったものであれ
マッサージを行う際には
腕や手の力は使いません。
手首・肘の関節の向きを合わせ
突っ張り棒のように腕を伸ばし
体の重さを乗せる
そして手や指が自然と沈み込んで止まるところまで
それが「基本の圧」
そこからさらに体重を乗せるのかは
施術者が何層目にアプローチをかけたいか
によって決まります。
それも力で押し込んでいくのではなく
セラピストの体の中心を
手や指の上に近づけていくだけで
重心が圧迫点と垂直になるほど圧は強くなります。
圧迫点は皮膚に対して垂直にとります。
クライアントの骨に向かって手指が沈み込んでいくような方向性になります。
その時セラピストの体を動かす土台となるのは下半身です。
下半身を使って
セラピストの胸郭(鎖骨と鎖骨の中間の骨)が
圧迫点の真上になるように運びます。
この時上半身は特に何もしていません。
腰を曲げたり
腕に力を入れたり
方が上がったりしません。
安定させた上半身を
下半身が適切な場所に運んで
結果体重がクライアントに乗る。
そうすることで
腰や指を
かつ適切で無駄なパワーを使わない
施術が可能になります。
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