こんにちは。
SOLARのフジセです。
今回は
私がまだ見習いの頃に教えていただいたことのなかで
最も大切にしている教えをご紹介します。
「手を目にする」
リラクセーションマッサージでは
指・手のひらなどを用いて
クライアントの筋肉・軟部組織を押圧やさするなどしていきます。
(簡単に言うと指や手のひらを使って押したりさすったりするということ)
この時
施術者はただ単に押すのではなく
軟部組織や筋肉がどんな状態なのか
指先や手のひらを通して見なければならない。
と教えていただきました。
それが
「手を目にする」
ということです。
前提として
押圧している部位にどんな筋肉があるのか
は知っておかなければなりません。
が、
押した筋肉や軟部組織のコリやハリはどこから伸びてきているのか。
くらいは最低限判断できるように
指先の感覚をいつも意識して研ぎ澄ませていました。
そうすれば解剖学が完全に頭に入っていなくても
適切にもみほぐす場所にたどり着ける確率も上がります。
今では経験も相まって
・筋肉のハリの方向
・コリの大きさ
・これは筋肉がコリを作っているのか
・それとも筋肉の隙間に老廃物が蓄積しているのか
・脂肪はどれくらいの厚さがありそうか
・硬く縮こまっている筋肉は何層目の筋肉なのか
・睡眠不足や水分不足が体に影響をどのくらい与えているか
・筋肉の質(柔らかい・硬い・太い・細い)
・神経性の影響がどれくらい体に影響していそうか
・傷ついている筋繊維(筋肉痛など)はないか
などなど
様々な情報を手を通して知ることができるようになりました。
(もちろんクライアントへのヒアリングや確認は欠かせません。決めつけは間違いの元です。)
神経研ぎ澄まして指先の感覚に敏感になる。
そこから想像力で補いながら
筋繊維の方向や
軟部組織の状態などを想像していく。
クライアントへのヒアリングと自分の感触のすり合わせをする。
得られたデータや発見をきちんと記録していく。
こういったことをしていけば
さらなるスキルアップにつながるかと思います。
私もまだまだ修行中ではありますが
これは、仕事を続ける限り
終わることはないと思います(笑)
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