こんにちは
SOLARのフジセです。
本日は
健康の3要素である
「食事・運動・睡眠」の
睡眠についてのお話です。
人はなぜ眠るのか
なぜ、睡眠が必要でしょうか。
世の中には
毎日時間に追われやりたいことができない
睡眠時間を削って
自分の時間を捻出している
という方もいらっしゃることでしょう。
また、短い睡眠時間に慣れてしまって
1日4時間睡眠でも平気
というショート―スリーパーと呼ばれる方もいらっしゃいます。
そもそも
なぜ人は眠るのか
というと
回復するため
ですね。
眠っている間に
体のあらゆる機能を休め
細胞を修復し、得た情報を整理して、体と脳を回復させまた活動できるように、
いわば充電タイムですね。
眠気というのは
脳や体が、活動した分の回復が必要と判断したり、
情報を整理するために眠りたいと信号を出すことで感じる体からのシグナルになります。
では回復のために脳や体では何が起こっているのでしょうか?
回復の仕組み
人間が眠る時
基本的には副交感神経優位になっています。
脈拍・血流・ホルモン・臓器の働きがリラックスモードに入るのです。
心拍や呼吸が緩やかになり
活動のために筋肉に多く配分されていた血液は内臓に回ります。
そのため
日中の活動で高くなっていた体温は低くなりはじめ
脳が冷えることで眠気を感じ、すんなりと入眠できます。
入眠して30分後くらいから「成長ホルモン」と呼ばれるホルモンが分泌され
およそ3時間程度、成長ホルモンの分泌が高い状態になります。
この成長ホルモンは
細胞の修復、ストレスの解放、老化を防止するなどの役割があり
まさに体を回復させるためのホルモンです。
以前は成長ホルモンが出やすい時間帯が22時から2時の間なので
できるだけその時間は寝たほうがいいとされていました。
しかし、入眠後、必ず成長ホルモンが出るとは言えず
深い睡眠(ノンレム睡眠)が得られなければならないということがわかってきています。
眠りが浅く、何度も夜中に目覚めたり
寝つきが悪くなかなか寝付けなかったり
逆に気絶するように眠ってしまったり
という
なめらかな入眠ができない場合
成長ホルモンの分泌量が落ちる可能性が指摘されています。
緩やかな入眠のために
緩やかに入眠し
体の回復をしっかり行うためにも
夜の過ごし方は重要になってきます。
寝る直前まで携帯を触らない=ブルーライトで脳が覚醒してしまうため
湯船につかる=体温を上げ入眠時にきちんと体温が下がるようにするため
ストレッチなどを行う=血行を良くし体温調節をしやすくする
深呼吸をする=ゆっくりとした深い呼吸が自律神経に作用し副交感神経優位になりやすい
アルコールを飲み過ぎない=アルコールを分解するために体の眠りが浅くなるため
寝る2時間前までに食事を済ませる=内臓に残業させることになり血液が内臓に集中し体がきちんと休まらない
朝、太陽を浴びる=体内時計を正常にし、夜に眠気を起こすホルモン「セロトニン」が分泌されやすくなる。
以上のことに気を付けると緩やかな入眠を得る手助けになるかと思います。
簡単なものからでいいので試してみてください。
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