こんにちは
SOLARのフジセです。
赤ちゃんの
泣く・寝返りは
体幹の安定性が鍛えられるという話をしました。
今回は
次の態勢のバビーポジションと言われる
うつ伏せで肘で体を支え頭を上げた状態について話をします。
肘をついて上半身を起こして
頭を上げるためには
肩甲骨を安定させるための背中周りの筋肉が必要になります。
また頭を安定させるために首周りの筋肉が必要になります。
肩甲骨は
大人であれば背骨から手のひら一枚分離れた位置で
30度ほど背中の丸みに合わせて内側に傾き
10度ほど肩甲骨の上が前に傾いています。
高さは首の骨の下の出っ張った部分から1~2個下が肩甲骨の上の辺と同じ高さになります。
この位置を安定させることが
自由に腕を動かすために重要になります。
肩甲骨の位置を決める筋肉は
僧帽筋・肩甲下筋・前鋸筋・大円筋・小円筋・烏口腕筋など
中くらいの大きさの筋肉がたくさんあり
それらをバランス良く鍛える必要がります。
しかし中くらいの筋肉なので
腕で体を支えたり
物を持って引いたり押したり
と簡単な日常動作で鍛えられていきます。
その一つが体を押して状態を起こす
バビーポジションになります。
こうして
肩甲骨が安定してくると
ビポットブローンと呼ばれる飛行機のような格好をとれるようになります。
この体勢は
肩甲骨の内転(内側に寄せる)の力
背中のアウターマッスルが鍛えられ背骨の安定性が得られます。
こうして、
体幹の次の段階として
肩甲骨や背中の安定性・可動性(押す力・引く力)が鍛えられ
ハイハイの段階に移っていきます。
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