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子供の成長過程と体の使い方

こんにちは

SOLARのフジセです。


今回は

赤ちゃんが生まれてから歩き出すまで

  • 寝返りや

  • ハイハイ

  • つかまり立ち

など様々な動きができるようになります。

その過程で

どういった体の働きを学習しているのかを紹介いたします。



今回は最初の最初

「泣く」という行為が何を鍛えるかをご紹介します。



赤ちゃんはたくさん泣きます。

泣くことが仕事です。

仕事と言われるくらい

必要なことなのだと私は考えています。




泣くという機能はを使い

息をたくさん吐きます。



人間、息を吸う動きは大体自然にできますが


息を吐くという肺の動きは特に筋力が必要です。



呼気は

肋骨の間にある内肋間筋を収縮させることで肋骨を締め

肺への圧力を高めることで空気を押し出す行為です。


吸気は

外肋間筋を収縮させ肋骨を引き上げることで

肋骨の内側の空間を広げ肺への圧力が弱まることで空気が入ってくるということです。



たくさん泣くということは

この肋間筋を使うためのトレーニングになっています。


また、お腹に力がしっかり入った泣き方をしていると

腹筋トレーニングにもなります。


これらが体幹の安定を生み出します。




体幹の安定性は

腹圧と呼吸で作られます。


泣くという行為は

肺とお腹をしっかり使うため

両方しっかり鍛える行為なのです。



また、こうして体幹が鍛えられるからこそ

赤ちゃんは

寝返りという次の段階へと進むことができるようになります。




体幹が安定するということは

ケガが少なく、負担なく自由に動けるということです。

スポーツまでいかなくとも

日常生活においてもとても大切な能力になります。



泣かせたまま放置

というのはもちろん赤ちゃんの精神面での影響があるのでよくはありませんが


必要以上に泣くことを恐れず

泣き止まないときは

これで体幹が鍛えられているんだと考えていただければ

親御様も少しは気を楽にしていただけるかもしれません。




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