数回にわたって正しい姿勢を保つために重要な
4つのことを紹介してきました。
足と接地(かかと・母指球・小指球の三点で立つ)
骨盤のニュートラルポジション(前傾にも後傾にも骨盤が動くポジション)
肋骨と正しい呼吸(下部肋骨がきちんと膨らみ/しぼみ、腹式呼吸を保っていること)
口と舌(口を閉じ、舌を上あごに付けて軸をつくる)
これらによって安定した体の軸ができると
自然と立ち姿勢は
耳たぶ
肩峰
大腿骨大転子
くるぶし
を縦一直線に結ぶようになります。
地球上で生きている限り
常に重力という圧がのしかかっています。
正しい姿勢は
人間が上からの重力に最も負担なく耐え
かつ、どんな動きにもすぐに入れる状態になります。
反対に、正しい姿勢が取れていないと
重力に耐えるために
体の一部に些細な緊張が走り
それが常習化することによって
肩こりや腰痛など
体の様々な不調を引き起こします。
肩こりや腰痛、膝や股関節の痛みなどを抱えている方は
まず姿勢から見直してみてはいかかでしょうか。
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