正しい姿勢を作るために
足と接地
骨盤
について解説してきました。
次は肋骨についてです。
肋骨は
横隔膜と肋骨間の筋肉を使って
肺を圧迫したりして
呼吸を制御しています。
呼吸が浅い人は
吸うが中心になり
肋骨が開いた状態が癖になります
呼吸がきちんとできていないと
体幹が不安定になり
体をしっかりと支えられず
背中を緊張させて体を支えます。
一見姿勢がよく見えても
体幹が抜けているので
ちょっとの運動や日常動作で疲れやすかったり
力が入りやすく、肩こり・頭痛・腰痛に悩まされます。
ここで実験してみましょう
椅子に座っていただいて
股関節と膝が90度になるようにしてください。
足はついてもついていなくても構いません。
チェック①
胸の中心と、お腹にそれぞれ手を当てます。
自然に呼吸して。
……胸とお腹
どちらがより膨らみますか?
お腹が膨らむという方、正解です。
胸がお腹より膨らんでるかもしれないという方
もしかして少し肩も上下していませんか?
それは呼吸のために本来使わなくていい筋肉を使っています。
肩こり首コリに悩まされていませんか?
呼吸の改善が必要です。
さてチェック②
胸の前で腕を組んでください
肘がわずかに上下しますか?
上下しないという方、肋骨間の筋肉が硬く・肩が呼吸のたびに動いていませんか?
肩こりや、疲れやすさの原因になります。
呼吸の改善に取り組んでみましょう
チェック③
肋骨とお腹の境目に手を当てます。
自然に呼吸をして
息を吸うと肋骨が膨らみ
息を吐くと肋骨がへこみます
これが360度体の全方向に向かって起こります。
きちんと膨らんでいますか?
チェック①・②ができていないなかった方は
これもうまくできないかと思います。
チェック④
おへその下から外側
股関節とお腹の境目あたりに手を置いてください。
自然な呼吸をして
そこまで呼吸によって膨らみますか?
チェック①・②・③・④
できなかったものを意識してやってみてください。
特に③がお勧めです。
それだけで呼吸の改善トレーニングになります。
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