こんにちは
SOLARのフジセです。
今回は運動能力の要素について。
運動が得意な人不得意な人
運動の中でも特異な動き苦手な動き
というものは人それぞれです。
これは生まれつきの要素もあれば
様々な活動による学習によって身に付けていく要素もあります。
運動能力を決める5つの要素
まず運動能力を決める五つの要素を紹介します。
筋力
持久力
スピード
コーディネーション
柔軟性
これらの五つの要素が五角形のチャートを作ってそのバランスにより
人それぞれの得意不得意が決まっていきます。
この中の4つは文字通りですが
聞きなれないコーディネーションについて
今回は解説したいと思います。
コーディネーションとは
7つの要素からなる運動感覚のことで
定位 = 自分と相手、またはボールなどの物との距離感を把握する能力
反応 = 音や人の動きに瞬時に反応・判断して正確に判断する能力
リズム = タイミングをはかったり動きを真似したりイメージを表現する能力
バランス = 必要な時に態勢を崩さない、または立て直す能力
連結 = 関節や筋肉の動きを連動させてスムーズに動かすための能力
識別 = 手足や道具を、必要な時に必要な力で扱う器用さ
変換 = 状況に合わせて素早く動作を切り変える能力。ほかの様々な能力が複合的に関わる。
からなります。
この7つの能力は、幼少期や児童期の様々な遊びによって鍛えられます。
例えば
縄跳びは反応やリズム
大縄跳びになると定位、リズム
ボール遊びは定位や反応、識別、バランス
ダンスは反応、連結
など様々な遊びで複合的に鍛えられていきます。
これら7つの要素が高いほど
運動のセンスが良くなり、その後のスポーツや日常の活動に関しても良い影響がもたらされます。
日本のトップアスリートは幼少期二時間ほど遊んでいた人が6割ほどだともいわれています。
しっかり遊ぶことがゆくゆくの体の使い方に大きく影響を与えます。
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